狭いキッチンのメリット

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狭いキッチンのメリット

使い勝手の良い、広くて綺麗なキッチンは主婦の憧れですよね。しかし「狭いキッチン」には「広いキッチン」に負けない良さがあります。私は現在、夫と子ども2人の4人家族で、約50㎡のアパートに住んでいます。決して広くはない家。「もっと広かったらいいなぁ。」と思う事もあるけれど、「狭いキッチン最高!!」と感じることも多くあります。今日は、私が感じる狭いキッチンのメリットをお伝えします。

目次

モノが増えない

広いキッチンだとスペースがある分、調理器具や食器などモノが増えてしまいがちではないでしょうか。その点、狭いキッチンは、スペースがないので「モノを増やさないようにしよう。」という意識を強くもつことができます。
「これがあったらいいな」と、思わず欲しくなってしまうモノは、たくさんあります。しかし、「あったらいいな」程度の便利グッズは「なくてもそれほど困らない」モノがほとんどです。
私が、「欲しくなったけれど、なくても大丈夫だったモノ」をいくつかご紹介します。

サラダスピナー

 私は子育てをするようになり、独身時代よりもサラダをよく作るようになりました。そこで困ったのが、レタスなどの葉物の水切り。ざるで水を切った後に、キッチンペーパーで拭いていましたが、キッチンペーパーがいくらあっても足りない。「これはサラダスピナーを買うしかない!」と思いましたが、収納する場所がないので購入を見送りしました。しかし、キッチンペーパーではなく、布で拭くようにしたところサラダスピナーがなくても困らずにサラダを作れています。

コーヒーメーカー・電気ケトル

コーヒーを入れるのに、「コーヒーメーカーか、おしゃれな電気ケトルが欲しい!」という気持ちが大きくなったことがありました。しかし、やはりどちらも置くところがないので購入はせず。しかし、よく考えたらうちの家族でコーヒーを飲むのは私だけ。コロナウイルス流行の影響で、お客さんが来ることも減りました。自分だけが飲むならば、インスタントドリップコーヒーでも十分。お湯もヤカンで沸かせば良し。生活空間を狭めてまで、私には電気ケトルは必要ないと今は感じています。

電気調理鍋

フルタイムで仕事をしていたときに、忙しくて料理に時間をかけられないからと、電気調理鍋の購入を考えたことがありました。「朝、食材をセットして、帰宅したらおかずができている。」そんな理想を胸に、電気屋さんに行きました。しかし、欲しかった電気調理鍋は、私の想像より大きかったのです。うちのキッチンに置いたら逆に調理するスペースがなくなり生活が不便になってしまうので、購入を断念。
残念でしたが、これも今思えば、フルタイムで働いていた私に、朝、食材を切って鍋に入れる時間と心の余裕はなかったように思います。なので、購入しても、「週1回使うか使わないか。」というモノになってしまっていたでしょう。実際、普通の鍋で、十分生活できています。

このように「狭い」という事が、安易にモノを増やしてしまうことを止めてくれます。モノを増やすということは、お金、スペース、そのモノを手入れする時間がかかります。それを防げるのは、狭いキッチンの大きなメリットではないでしょうか。

動かずに作業ができる

モノの定位置をよく考えて収納さえすれば、狭いキッチンはほぼ動かずに作業をすることができます。食洗器から取り出した食器を一歩も歩かずにしまえる。お水を入れた鍋を火にかけるときは、一歩動けば十分。狭いキッチンは、収納次第で、とても使いやすい場所にできます。

掃除が簡単

狭いキッチンは掃除も簡単。面積が広くないので毎日の掃除がすぐに終わります。また、食器や調理器具も少なくしておけば、大掃除で億劫になりがちな「モノを全部出して拭き掃除する」ということも比較的、楽にできます。

自分のキッチンを愛せる場所に

このように狭いキッチンは、モノを厳選し、収納場所を工夫すればとても使い勝手がよくなります。キッチンは毎日使う場所。「狭いから」とあきらめずに、整理・収納・片付けをして、愛せる場所にしていきたいですね。

狭いキッチンのメリット

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